DAWの歴史と変遷

業務用専用機の発達
■ハードディスクレコーダーの登場
■既存のレコーダーの置き換え
■編集機との一体化
■ミキサーとの一体化
■CD-R内蔵による音楽CD制作の完結
■2トラックからマルチトラックへ
■映像機器との同期
■ステレオからサラウンドへ
■ネットワークとの接続
■音楽録音用に特化した自己完結型低価格機種の出現
外部機器/映像との同期やコントロール機能を省略/簡略化した低価格機によって簡易に録音からCD制作までを低予算で一貫して作業可能となった。この分野では日本製品が主流で、ヤマハ、ローランド、コルグ、AKAI、Zoom、Fostexなどから製品が発売されている。
パーソナルコンピューターを核としたアプローチ
■汎用PCを核としたオーディオ処理システムの黎明期ソニックソリュージョン No-NoiseSystem
Studer ダイアクシス
DigiDesign SoundTools
WaveFrame
■オーディオ編集の基本機能の確立
■ハードウェアのサードパーティへの解放
■アプリケーションの内部同期によるMIDIシーケンサーとオーディオ編集ソフトの同期
OMS
FreeMIDI
■ソフトウェアプラグインによる機能拡張とサードパーティへの仕様公開
SoundTools
Premiere
RTAS
AU
VST
DXi
■MIDIシーケンサーとオーディオ編集ソフトの統合
パーソナルコンピューターの処理能力が上がったことと、オーディオインターフェースとのコミュニケーション仕様がサードパーティに対して公開されたことなどの条件が揃った結果、独立したソフトウェアであったMIDIシーケンスソフトとオーディオ編集ソフトがお互いの機能を内部に徐々に取り込む形で統合され、音楽制作ツールとしてのDAWの基礎が完成する。
このときに積極的にサードパーティに対して仕様の公開とサポートをおこなったデジデザイン社(DigiDesign)の製品が標準プラットフォームとして認知されることとなり、音楽制作における後のProToolsシステムのデファクトスタンダード化につながった。
主要なMIDIシーケンスソフトがオーディオ編集機能を統合した例は以下の通り。
Performer→Digital Performer、Logic→Logic Pro、Cubase→Cubase VST、Vision→Studio Vision、Cakewalk→Cakewalk SONAR
■ネットワーク経由によるライブラリ管理(主に効果音(SE,SFX))
■ネットワークとの接続による遠隔地とのセッション